みなさまの「手」を借りて。

稲刈り・新米の出荷ピークのときから、ずーっと続けていた来年の田んぼの準備や冬支度を12月上旬までになんとか終えて、雪の季節を迎えました。

秋から、留まることなく、突っ走ってきたなぁ。

あっという間に雪に埋もれている近頃、この年の瀬。

 

わが家のお米をご家庭にお届けした後、とてもありがたいことに、「こんなふうに炊きましたよ〜」「おいしくできました!」っていうお声や食卓の写真を送っていただいたりします。

わざわざ新しい炊飯器や精米機を買って炊いてくださった方、
ちょっと特別な土鍋で炊いてくださった方、
お豆と一緒に炊いてくださった方、
子どもたちがもりもり食べる姿、
たくさんのおかずとご一緒させていただいてるごはん、
まんまるににぎった大きなおむすび・・。

先日も、新米と一緒にご案内している炊き方にある、土井さんの「洗い米」の方法で支度をし、特別なお鍋て炊いてくださったお母さまから、

「本当に感動するほど美味しかった!」

という声をいただきました。

前年の秋に田んぼの準備を始め、春先の種まき・田植えから、文字通り八十八の仕事(実際はもっとありそう)を経て、みなさまのところに行くお米。

それこそ、かつて田んぼそのものを開墾して育ててきた先人たちも含め、ほーんとにたくさんの「手」がかかってきています。

「おいしく炊けました!」っていうメッセージをいただき、そこでふと気がつくのは、お米をごはんとしていただく「最後の一手」はみなさまの手にある、ということ。

その一手は、丁寧に炊くことかもしれないし、炊けたごはん粒を崩さないようにやさしくお茶碗に盛ることや、朝忙しい時間の中でいそいそとお弁当箱に詰め込むことかもしれないし、お橋でつまんで口の中に放り込むこと、心通う人と一緒に、あるいは雪里の風景に想いを馳せながら、もぐもぐとごはんを味わうことかもしれません。

今年も、みなさまの手をお借りして、わが家がお米が食卓のおいしいごはんとなれたこと、心より感謝を申し上げます!

先人たち、田んぼや大小さまざまな生きものたち、私たち、みなさん、いろんな手が重なって、また来年も恵みのお米をいただけますように。

雪国の小さな棚田で育つ恵みのお米が、もっともっと「まさや(=幸せ)」を運ぶ一年となりますように。

みなさま、どうぞよい年をお迎えくださいね。

わたなべまさゆき(2024年12月)

 

 

 

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