季節は流れて。


久しぶりになりました。

やっと収穫が終わり、出荷準備のさなかです。

今年は、7月下旬以降の無降雨と8月から9月の酷暑、気象庁は「異常気象」と断定したそうです。

あんなにがんばって育ってきた稲は枯れてしまうものも少なくなく、実っても大きな影響が出てしまいました。

とても、厳しい・・。

10月はじめ、やっと30度を超えることはなくなり、やっと雨が続けて降るようになりました。

出荷準備をしながらも、この雨つづきを好機として、稲刈りの傷跡が痛々しい田んぼの修復に向かいました。
が、干上がって大きなヒビが入ってしまった田んぼには、水がたまりません。

どうしたものか・・。

ゆっくり走るトラクターに合わせて気持ちの速度を落とし周りを見渡すと、あんなに勢いよく繁茂していた畦の草たちは種をつけつつ、今年も終わりに向かっているような姿に。

季節は流れ、僕が頭を抱えている暇も考え込んでいる意味もないように、次に進んでいきます。

そうだなぁ・・、何はともあれ、次に進まないとね。

(わたなべまさゆき 2023年10月)

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